現在に至るまでを細かく書いたシリーズもの。
不思議体験やいかに!
(過去と現在が一気にリンクしていきます)
これは若干、裏話的なもので
公開してもいいものか…
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話は少し進みます。
結婚から約2年で、私の夫婦生活は終わりました。
まぁー、ご縁がなかったんでしょう!
留まってるのは嫌いな性分ですので私は次に進みます!
* 葬儀屋時代 *
離婚するために選んだ職場は
「公益社」
言わずと知れた、冠婚葬祭のスペシャリスト。
ここの公益社は、京都市の公益社から、暖簾分けされています。
面接当初は、セレモニースタッフに応募しましたが
祭壇をつくる生花部に配属されました。
課長、主任を含め、部署には男性のみで5人。
私で6人目。
創設100年以来、初の女性配属。
生花部主任の右腕になるようにと、育てられました。
仕事内容は
・葬儀祭壇の製作(菊を挿す)
・スタンド生花
・枕花、法事
・お寺の仏花の製作など
法事、葬儀に関わる花の製作と配達。
(地方の公民館などでも祭壇作ります)
水が満タンの、スタンド生花を両手に、約20㎏を持って階段をダッシュで10往復は当たり前。
配達といっても、北海道最大級である十勝平野、全域を受注するため
移動距離は車で片道100㎞も当たり前。
1日8時間、ハイエース(MT)で十勝全域を回ったこともあります。
走行距離にしたら東京~大阪くらい?かな。
視界1mの猛吹雪でも関係なし!
ドライブが大好きな性格なので、運転は全く苦にもならず、男顔負けに働いてたからか
とても可愛がってもらい、主任さんとは、今でも連絡をとらせてもらってます。
そんな中でやっぱり
思うことは
「斎場って幽霊出る?」です!
それを主任さんに話したら
「人間のほうがよっぽど怖いよ」とのこと(笑)
あぁ~、そうですよねー(笑)で終わる話なんですが、やっぱり怖いものは怖いです。
1人で祭壇に菊を挿していると、誰もいない部屋や、上階から足音がしたり
たまに話しかけられるわけです。
この頃の私は、週1回のペースで、お線香の香りを付けて歩いてました。
主任
「おーい。線香の匂いするぞー。またかー?お前、性格が優しすぎるんだよー、だから、くっつかれるんだ!」
なんて会話は普通で、さすが葬儀屋さん!と言う感じ。
皆さん、言わなくても解るんですね。くっつかれてるの。
神社に憑き物落としに通う回数は増え
お盆はソワソワ度合いが増し
心配した母が、プレゼントしてくれたのが、3本目の数珠ブレス。
青龍の刻まれた水晶と天眼石で、できています。
石の配置は
”やられたら、やり返す”
母様。。。
やり返すのですか…?
母
「あんた、もともと黙ってる性格ちゃうやん」
愛美
「ほんでも、この歳(24歳)になって、やり返すて…余程のことがない限り、怒ることも、もうないよ」
母
「せやかて、幽霊相手やろ?何かあっても困るから持っておいて」
わかりましたよー。
と、ついに3本目を付けることに。
白檀、文殊菩薩様、青龍。
手元に集まった数珠は全て頂き物。
自分で購入した、龍のネックレス、龍の掛け軸。
そして私の後ろの紫龍様。
息子の詩琉。
(本当は紫龍と名付ける予定でした)
役者は出揃った!
龍の本領発揮!
公益社には在籍、約10ヶ月。
その後、嵐のように京都へ帰ることになります。
続く!