*不思議体験シリーズ~北海道編⑮~*

現在に至るまでを細かく書いたシリーズもの。

不思議体験やいかに!
(まだまだ続きます)

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不動産の契約書を手にした
翌日の飛行機1便。

 

関西国際空港から、新千歳空港に飛び
特急に乗り換え、帯広に帰りました。

 

* 恐怖と焦り *

2月の中旬。

京都と北海道では
同じ日本でも、気温差は20度近くあります。

 

母ほどでは、ないにしろ
冠動脈が弱い私の身体は

気温差に耐えかねていて
思うようには動かなくなっていました。

愛美
「ただいま。物件見つかったよ。K先生が言った通りの物件」


「おかえり。ほな、引っ越しは何とかできそうやな。
息子の相手したって。ママが恋しいて、泣いとったから」

愛美
「ほーか。可哀想なことしたなぁ。今年は誕生日も、ちゃんと、お祝いしてあげられんかったし…」

3歳になった息子を抱き上げると、嬉しそうに抱きついてきました。

しばらく息子と遊んでいましたが

公益社に勤めていたときから
体力は限界を越えていて

更に無理な動きかたをしていたため
気力のみで動いていました。

 

そのため足元はフラつくうえ
腰を痛めていたので右足は痺れ引きずり
手も痺れます。

 

「…あんた、身体、大丈夫か?仕事で腰も悪くしてるやろ?」

見かねた母は、少し休みなさいと
声をかけてきました。

愛美
「平気や、まだ動く。今動かなアカンのや。約束もしたやろ。
それに、何かに喚ばれてる気がする」


「約束てなんや?喚ばれてるて、京都にか?」

愛美
「私が15歳で高校辞めるとき言うたやろ。いつか京都に還したるって。
9年かかったけど約束は約束や。

京都には還らんと…。
役目を果たさにゃならん気がする。
それに、じぃちゃん、ばぁちゃんも年やし、誰が面倒見るん」

 

母はため息をついていました。

 


「まんまに頑固や。なんもそこまで思わんでもええやろに」

愛美
「………(両親揃って頑固なくせして、よう言うわ。どっちに似ても頑固者や)

とにかく、月末には、京都に住むで。翌月からは、すぐに仕事」

 

ちょっとは休みなさいよ、ともう1度母は告げて

荷造りを再開しました。

 

引っ越しの切っ掛けは
否応なしでしたが

 

この時の私は
母との約束を守るという想いとは別に

異常なほど
「京都に還らなくてはならない」

「務めを果たすために京都に!」

という恐怖にも似た、焦りの感覚がありました。

 

なぜか

この機会を逃したら

2度と京都に行けない、還れない気がしたのです。

 

私が帰宅して1週間後には
引っ越し業者が来ることは決まっていたので

荷造りを何とか済ませ

引っ越しの前日は

お世話になった方々への
挨拶回りに充てました。

続く!

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